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検査
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検査
背中の痛みに検査は欠かせません。原因が一つではないからです。沢山の原因の中から鑑別診断が必要なのです。その為には、血液検査、尿検査、レントゲン検査、MRI検査、整形学検査、触診、動診、視診などの医療検査が必要です。特にMRI検査では、診断が確定的になることも多く、胸椎ヘルニアや胸椎骨の変形などが、直接観察できます。また、血液検査は、感染症や各種内臓疾患の兆候が無いか、異常な数値は出ていないかを見極めることが出来ます。これらの検査で異常が見当たらない場合でも、視診や触診で、皮膚の色は変わっていないか、左右対称であるか、熱を持っていないか、腫れは無いか、硬いか柔らかいか、等を調べることが出来ます。動診は、動かすことで始めて発生する痛みを確認することが出来ますし、その痛みは筋肉なのか骨なのか靭帯なのかを調べることが可能です。整形学検査は神経の異常を調べることが可能ですし、神経の圧迫が有るか無いか等を簡単に調べるとが出来ます。これらの検査にて異常が見当たらない痛みも多くあります。ここで考えられるのは関連痛、診断不可能な感染症(例えば小さな部位のヘルペス等の感染)、MRIでも判らない細かな骨の損傷もしくは微細骨折、筋肉や靭帯の断裂や裂傷、筋膜の異常、または神経学的な不調(うつや自律神経失調症と呼ばれる疾患)などです。これらは、れっきとした原因ですが、診断が出来ないのです。最先端医療技術にかかってもなお、なかなか発見されない理由があるのです。ここで大切なことは、上記の理由を考慮に入れた治療もしくは生活習慣は、背中の痛みを解決することが多いという事実です。とはいえ、まずはMRI等の医療検査が大切です。
脊髄病変と神経根障害
脊髄病変という病気が有ります。病名ではなく症候を表しています。脊髄が何らかの刺激によって退化を起こします。刺激の内容は、椎間板ヘルニア、髄膜炎、事故による血腫、脱臼、骨の変形、脊柱管狭窄、その他、があります。背中の障害の場合(胸椎部の障害)は、両下肢の自覚症状が現れます。両下肢の知覚異常、筋力低下、筋萎縮を伴わない筋肉の弛緩、バランス感覚の低下、排便のコントロール機能の低下などの自覚症状が出てきます。また、事故の後や感染によって、抹消神経の異常の症状から中枢神経系の異常が現れます。(脊髄ショック)これらは、両側性の症状であり、片側の自覚症状は神経根障害と呼んで、脊髄病変とは区別されます。脊髄病変の要因が存在したら、例えば両側の肋間神経痛として現れますし、胸椎部の痛みの場合、放散する痛みは、片側ではなく両側に現れます。この場合の判断基準としては、ご自身で力んだり、くしゃみをしたりした時に痛みが発生するかしないかとなります。また、両側に自覚症状が発生する場合は、中枢神経の異常を疑い、医療検査及び治療は欠かせません。決定的な診断は、MRIなどの画像検査となります。脊髄病変は原因がいくつかありますので、これらの鑑別が重要であり、的確な診断は的確な治療を早期に開始することが可能となりますので、予後を大きく左右します。自覚症状があり、一度も医療検査を受けておられない方は、しっかりと医療検査を受けて現状を把握することがとても大切なことです。
検査異常なし
背中の痛みがあるので医療検査をします。医療検査はレントゲンから始まり、MRIなどの画像診断まで、考えられる疾患を特定するために、精度を高めます。それは、まるで『しらみつぶし』の様に検査を繰り返していきます。これが鑑別であり、病気の特定なのです。初期の段階では問診や視診や触診を初めとした医師の技量がものを言います。ここで、何に対する検査を施していくかが、早期診断の決め手です。的確な診断が早く下ることは、適格な治療を早期から開始できるので、病気の予後を左右します。ここで診断を誤ると、次から次へと検査をしなくてはならなくなるのです。ここでしっかり診断が付けば、その段階で治療を開始しますが、一つの科での検査において、異常ないと問題無しとされるか、他の科に行ってくださいと言われます。ここで更に検査をしなくてはならない訳です。病気が進行してからでは遅いのです。『検査は正常でした』といわれれば、自覚症状は有っても、異常無しとされるのです。ある程度の深刻な病気は、ここで除外できたものと思いますが、本当は小さな原因は隠れているのです。これを医療検査にて発見することが出来ないから困ります。仕方ありません。とはいえ、初期の医療検査は大切です。緊急を要する病気が隠れていることも多いのですから。特に心臓疾患や感染症など、早期治療を開始することが大切な疾患はしっかりと医療検査で診断を仰ぐことが大切です。更に残った『背中の痛み』これが厄介なのですが、意外と単純なことが原因であることが多いです。