筋肉、靭帯の異常と背中の痛み 背中の痛み.guide

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筋肉、靭帯の異常と背中の痛み

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捻挫

背中の痛みには、捻挫が含まれます。捻挫は、『筋肉の損傷』と『靭帯の損傷』にまで及ぶことがあります。筋肉の挫傷や微外傷から起こる炎症性の痛みと、靭帯にまで及び、その靭帯の微断裂やそれに伴う炎症性の痛みが考えられます。基本的には、急性期はどのように動かすことでも痛みが発生し、アイシングと安静が処置となります。ある程度炎症が治まり、動きが回復してきたら、自動運動と他動運動に分類して、自動運動で痛みが発生する場合は、筋肉の捻挫。他動運動(検査する人が動かして発生する痛みで、この場合は、本人は力を入れません。従って、動かす人は医師か専門家という事になります。)でも痛みが発生する場合は、その関節の靭帯も痛んでいることが考えられます。背中の痛みに於いて、捻挫はよくある損傷のひとつです。重いものを持ったりしても起きますし、朝起きて顔を洗おうと、前かがみになった時に痛みが発生して、そのまま動けなくなるといった場合もよく有ります。特に何もしていないにも拘らず、ちょっと後ろを振り向いた途端に痛みが発生して、動けなくなるといったケースもよく有ります。損傷部位は、背中の筋肉ですが、特に背骨の周りの脊柱起立筋やその深部のインナーマッスルの捻挫もしくは靭帯が多く、背骨と肋骨の間の肋椎関節や肋横突関節の靭帯の損傷も多くあります。いずれの捻挫も原因が必ずあり、力学的に限界を超えた事が殆んどの原因ですが、その他にも運動神経の神経支配異常から起きた筋肉の低張状態で、力学的な負荷がかかった時には、特に何もしていないにも拘らず動けなくなってしまったということが起こり得ます。

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自覚症状と原因・病気

背中の痛みには必ず原因があります。ところが、皆似ているような痛みなので、何が起きているのか判らないことが多いものです。特に骨折や捻挫等の、身に覚えが無いような背中の痛みには、不安が付きまといます。大切なことは、鑑別をしていくことです。まずは、上記のように、痛みが起きる原因を自分で覚えているかいないかです。例えば、転倒や強打や不自然な姿勢で痛みが走ったなどが、それに当たります。これらの覚えがない場合は、まず画像診断にてヘルニアや骨の変形を確認します。神経圧迫が確認できれば、痛みの原因はそれです。また、画像上は何も問題がない場合もあります。この場合は、筋肉や靭帯の軟部組織の異常を疑います。これらの場合は、急性期の炎症を除けば、慢性痛であり、自動運動での痛みや、体の動かし始めの痛みもしくは起床時の痛みが多いです。運動痛に加えて、安静痛がある場合は、同じ背中の痛みでも内臓の異常が考えられます。内臓の異常がある場合は、安静にしていても背中に痛みが感じられることが多いです。当然感じない場合もあります。この安静時の背中の痛みがあれば、内臓異常や感染症や腫瘍等の異常が考えられますので、医療検査が欠かせません。更にこれらの検査にて、すべての異常がないと診断されることも多く、実はこのような方が圧倒的に多いのが事実です。原因はあるのですが、なんら異常として診断が不可能なのです。映像として確認できないような異常は、軟部組織や内臓の異常であることが多いです。疲労もこの中に含みます。筋肉や靭帯の不調は映像では判りません。例えば、筋肉が硬いとか柔らかいといった様子は、MRIで調べても判らないのです。ここで多い筋肉の異常は、筋膜の異常です。または靭帯の弛緩などがそれに当たります。これらをうまく対処で来うる治療もしくは生活習慣は、慢性的な背中の痛みを劇的に変化しうる事は言うまでもありません。ここではマッサージは効き目が無く、悪化さえすることがあります症状にてのお話です。

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背骨の側湾症

背中の痛みに『姿勢の悪さ』があります。姿勢が悪いために、同一箇所にストレスが加わります。いずれストレスの掛かる部位は壊れます。ストレスの大きい部位は、骨の変形や筋肉の疲労に加えて、関節の緩みが出てきます。靭帯が慢性的な悪い付加によって、伸びてしまいます。通常は、捻挫の時にも靭帯の伸長が起きることがありますが、ストレスの場合は、時間をかけて靭帯が伸長します。もしくは、骨の変形によって周辺靭帯が緩くなってしまいます。この部位は、関節が可動性亢進し、痛みの元凶となります。時間を掛けて伸長した靭帯は、元に戻りません。捻挫等の靭帯の伸長は、時間と共に元に戻ろうとしますが、慢性的なストレスによって伸長した靭帯は元に戻らないといわれています。的確な治療によって戻るとも言われていますが、肩の脱臼を繰り返すのと同様で、ストレスに弱くなります。これが背骨の関節になると、背骨の痛みに加えて、神経圧迫を起こすことも稀ではありません。神経圧迫を起こした背骨は、その部位に痛みを生じると共に、神経の走行と同部位に痛みもしくはしびれ、更には筋異常を起こします。慢性的に背中が痛い人は、この背骨の歪みが問題になっていることが多く有ります。ただし、背骨の側湾は誰でも持っています。側湾には本態性の側湾と機能的な側湾とがありますが、機能的な側湾の場合は、改善しなければなりません。これは、いずれ背中の痛みの元凶になり兼ねません。
 

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