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肩甲骨の痛み
筋肉が原因
背中の痛みの中に、肩甲骨部の痛みがあります。肩甲骨の内側の痛みではなく、肩甲骨上の痛みです。肩甲骨上の痛みにおいて、大切なことは、肩甲骨の解剖をよく知ることです。肩甲骨は、肩の動きの30%程をしめています。肋骨で形成された胸郭上を滑り、スムーズな上肢の運動を可能にしています。この肩甲骨に付着してる筋肉は、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋・大円筋・大菱形筋・小菱形筋・肩甲挙筋・僧帽筋・広背筋・・・沢山の筋肉が付着しています。これら筋肉の異常(挫傷・裂傷・断裂)は肩甲骨の痛みとして現れることがあります。また、回旋筋腱版(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)は直接肩甲骨を被うように付着していますので、直接肩甲骨の痛みとして表現されることも多いです。また、頚椎の異常から起きた神経痛として、肩甲骨の上内角部に痛みを発する事があります。この痛みは、頚椎の運動にて痛みが憎悪するのでわかりやすいです。腕に痛みが放散する場合もあれば、痛みが放散しないで、肩甲骨の内側上縁部のみの痛みとして感じられることも多いです。また、肩甲骨は、上腕骨と関節を作りますので、肩甲上腕関節の靭帯、関節唇、上腕三頭筋等の異常によっても背中側に痛みが感じられることがあります。いずれも運動痛が主な症状です。
筋膜の病気
背中の痛みで、筋肉の異常があります。筋肉を断裂もしくは挫傷する事で炎症を起こします。炎症自体はアイシングと休養にて治まりますが、筋の組織の回復には時間が掛かります。損傷後48時間出慢性期としてみなされますので、ある程度痛みが回復したならば、ストレッチやマッサージ等の理学療法が効果を発揮します。背中の痛みも忘れ、何事も無かったかのようになります。ところが、通常の治療を実行してもなお、痛みが残り、それ以降進展しないことがあります。そしてその痛みは何年も引きずっていく事もしばしばあります。このようなタイプの筋損傷による背中の痛みは、筋膜の異常が考えられます。筋損傷後に一定の治療を行っても回復しない場合、筋膜の異常がその要因の一つにあげられます。筋膜は、筋肉を被っている膜で、この膜の過伸展がその背部痛の原因であり、治療は劇的な効果をもたらすとされています。トリガーポイントちろうと呼ばれている方法がこの治療です。各筋肉に特有のトリガーポイントがあり、その治療が効果をもたらします。